山形のニュース

廃校再生「熱中小学校」地域の逸品をネット販売

試験運用しているサイト「熱中通販」

 山形県高畠町の旧時沢小校舎から全国7カ所に広がった廃校再生プロジェクト「熱中小学校」を運営するNPO法人が、地域の逸品を集めた通販サイト「熱中通販」を開設した。幅広い年代の生徒たちが商品開発する「熱中ブランド」と、講師陣のお薦め商品「熱中チョイス」の2本柱。11月に本格運用を始め、5年後の年間売り上げ2億円を目指すという。
 5月中旬に新設したサイトは現在、試験運用中。熱中ブランドは、鍛鉄の蚊取り線香入れ(税込み5400円)と、旧時沢小校舎の給食室を工房として製造しているハムとソーセージ、サラミの詰め合わせ(3240円)の2商品。熱中チョイスでは、福島・会津地方で行うマタギの案内ツアーが付いたミツバチのオーナー制度(4万5360円)を販売している。
 サイトを充実させるため熱中小学校の授業に商品開発、販売のノウハウを学ぶ選択コースも設けた。本年度、熱中ブランドに5商品、同チョイスに10商品をラインアップさせるのが目標だという。
 通販サイトのコーディネートを務める高畠町地域おこし協力隊の長谷川智之さん(26)は「これまでの人の交流に加え、モノの交流が始まる。内容を充実させて活気づかせていきたい」と話している。
 2015年10月に開校した熱中小学校は、経営者や研究者らが講師となり、1学期5カ月、毎月2回のペースで授業を行う。仙台や東京などから主に社会人が生徒として参加しており、今年4月からの第4期生は8歳から80代までの147人。その間、会津熱中塾など全国6カ所に廃校やお寺、文化施設を利用した姉妹校が開校し、今年7月には東京分校が新設される。


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2017年06月21日水曜日


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