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<仮設再利用>花山に交流施設完成

プレハブ仮設住宅を再利用した交流施設
改修を進める工事関係者

 宮城県栗原市花山の中心部に24日、東日本大震災のプレハブ仮設住宅を再利用した交流施設「有隣亭」がオープンする。過疎化が進む地域を活気づけようと、同地区の太陽光発電施設管理会社「花山サンゼット」が建設した。ヨガや児童向け英会話などの講座を開くほか、地域の集会所としても活用する。阿部幹司社長(45)は「地区内外の人が足を運びたくなる場所にしたい」と意気込む。
 岩沼市の仮設住宅を改修した交流施設は延べ床面積約100平方メートル。親会社の太陽光発電会社が資材置き場などに使うため取得した約10棟のうち、1棟を譲り受けてリフォームした。総事業費は約800万円。
 使用する電力の大半を、敷地内に設置した太陽光パネルで賄う。伝統行事「花山鉄砲まつり」で行列が練り歩く目抜き通りに面している立地を踏まえ、建物の周囲に鉄骨を張り巡らせたデザインにした。
 阿部さんは東日本大震災後、仙台市から花山に移住。本業の傍らカフェを営業したり県の移住促進事業を請け負ったり、地域おこしに積極的に関わる。高齢化が進む地域に人を呼び込もうと、昨年秋から交流施設の準備を進めてきた。
 阿部さんの妻幸子さん(39)がヨガ療法士の資格を生かして教室を開くほか、外部講師による書道やクラフト講座なども展開する。近隣に集会所がないため、住民の茶話会などにも活用する。
 幸子さんは「地元のお母さんやお子さん、地域外の人たちも含めた多彩な層が気軽に集える交流拠点にしたい」と力を込める。
 午前9時〜午後9時。連絡先は幸子さん070(5095)5325。


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2017年06月22日木曜日


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