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<碁聖戦>熱気間近に 大盤解説

タイトル戦の激しい攻防を大盤で解説する蘇九段(右)と聞き手の奥田三段

 囲碁の第42期碁聖戦(河北新報社、新聞囲碁連盟、日本棋院など主催)5番勝負が22日開幕し、第1局の会場となった宮城県松島町の松島一の坊では、大盤解説会が開かれた。対局は白番の井山裕太碁聖が山下敬吾九段に中押し勝ちで先勝。白熱した戦いに多くの囲碁ファンが見入った。

 会場には愛好家約100人が集まった。解説は蘇耀国九段、聞き手は奥田あや三段が務め、対局した両者の人柄にも触れながら、重要な局面を説明した。来場者に「次の一手」を予想してもらうクイズもあり、正解者にはプロ棋士のサイン入り色紙などが贈られた。
 囲碁歴2年という仙台市太白区の会社員大友しず江さん(42)は「タイトル戦の雰囲気を間近で感じたかった。解説では対局者の素顔を知ることができる逸話も披露され、囲碁への関心が深まった」と話した。
 解説会に先立ち、会場ではプロ棋士3人による指導碁もあり、事前に申し込んだ約20人が手ほどきを受けた。風間隼三段(仙台市出身)に胸を借りた宮城野区の無職千葉芳則さん(62)は「盤全体のバランスを見ながら攻守を考えることなどを学べた」と喜んだ。
 宮城県内での碁聖戦は2014年の第39期第1局以来3年ぶり。第1局は河北新報創刊120周年記念として開催された。


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2017年06月23日金曜日


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