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<六ケ所>再処理工場を規制委追加審査

 原子力規制委員会は22日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準への適合性審査で、原燃の事故対策に不十分な点があったとして、追加の審査会合を開いた。原燃側は改善策を説明するとともに、審査合格に必要な補正書の提出時期を、今月から7月に延期する方針を明らかにした。
 規制委は3月までに、再処理工場の全ての重要課題を確認し、公開での審査会合を終えるはずだった。審査は原燃側の対応の遅れから長期化しており、同社が目指す2018年度上期の完工はより厳しくなった。
 審査会合で原燃側は、濃縮廃液が蒸発する重大事故の対策として、収束のための蒸気凝縮器を新設する方針などを報告。竜巻対策の防護設備を充実させる考えも説明した。
 原子力規制庁の審査担当者は、新設する機器の耐震性の説明が不足しているとして「事故対策の実現可能性をもっと詰めて検討してほしい」と指摘。非公開の聞き取りで詳細を確認した上で、再び公開の審査会合を開くかどうか検討する方針を示した。


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2017年06月23日金曜日


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