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<八戸三社大祭>ユネスコ登録記念でPR

完成した八戸三社大祭山車トランプ
製作中の副読本のサンプル

◎山車トランプで/市民製作「喜ばれる商品に」

 八戸市の八戸三社大祭が昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを記念し、市民が「山車トランプ」を作った。7月1日に発売予定で、関係者は「皆さんに喜ばれる商品に育ってほしい」と意気込む。
 トランプは市内の山車組の元代表、泉山彰さん(71)が企画。同市の赤間印刷工業が製作した。市教委から提供された昨年の三社大祭の写真を使い、27ある全ての山車組を紹介。各組2枚ずつ、ジョーカーを含めた計54枚に山車の写真が入り、裏面に各組の名前が描かれている。
 第1弾として100個を作り、観光関係者や各山車組などに配っている。20日には泉山さんが市役所に小林真市長を訪ね、「八戸に来た人にもPRしてほしい」と10個を贈った。
 当初はかるたの製作も考えたが、外国人にも楽しんでもらえるようにとトランプにした。泉山さんは「この商品が起爆剤となって三社大祭の新商品が次々と生まれてほしい。山車組の運営の自助努力にもつながる」と話した。
 トランプは八戸ポータルミュージアムはっち内の売店で販売される予定。価格は1600円(税抜き)。今後、市内のホテルなどにも取り扱いを働き掛ける。
 連絡先は赤間印刷工業0178(43)7158。

◎副読本で/市教委 担い手確保へ児童に配布

 八戸市教委は八戸三社大祭に関する小学3年生向けの副読本を作り、7月上旬に配布する。ユネスコの無形文化遺産登録を機に、児童により興味を持ってもらい、三社大祭の将来の担い手確保につなげる。
 A5判16ページで、地域の伝統行事を学ぶ社会科の授業での活用を想定。三社大祭の歴史や山車の作り方、全国の山車祭りなどを紹介する。市内43校の1869人全員と教師らに配るため、2000部製作した。
 市教委は3年生以外も活用できるよう、PDFファイルでも公開する予定。2018年度以降に配布を続けるかどうかは、本年度の反応を見て決める。


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2017年06月23日金曜日


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