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徘徊高齢者 QRコードで早期発見

認知症高齢者の徘徊対策で石巻市が導入したQRコードラベル

 宮城県石巻市は認知症で徘徊(はいかい)する高齢者を早期発見するため、事前に登録した高齢者にQRコードラベルを配る取り組みを始めた。発見者がスマートフォンでQRコードを読み取ると、自動的に保護者に通知する仕組みで、迅速な保護につながるという。
 市が警察署と連携して行う認知症対策「SOSネットワーク事業」の一環。ラベルは縦2.5センチ、横4.5〜5センチで、つえや靴、衣服などに貼る。
 通知は2段階になっており、まず発見者がQRコードを読み取ると、読み取ったことを知らせる記録が自動で保護者にメールで送られ、発見されたことがすぐに確認できる。
 発見場所や健康状態などの情報は、読み取った後に表示される画面「どこシル伝言板」に発見者が入力して送信すると、保護者にメールが届く仕組み。
 家族らの申し出により登録証を交付するSOSネットワーク事業は2006年度にスタートし、3月末現在の登録者は64人。従来は名前や保護者の連絡先を記入したワッペン型の登録証だったが、QRコード導入でスムーズな連絡が可能になるという。
 市介護保険課の担当者は「QRコードで保護の円滑化を図りたい。見た目も着けやすく、多くの人に活用してもらいたい」と話している。


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2017年06月24日土曜日


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