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<ベガルタ>ピッチサイド/屈辱の敗戦後

 J1仙台の渡辺監督が、21日の天皇杯全日本選手権初戦で筑波大に敗れた翌日、クラブの公式インスタグラムで謝罪などの動画を配信した。Jリーグでは過去に例を見ない対応だった。
 58秒間の動画の中には「悔しい敗戦を喫してしまいました。大変申し訳ありません」などと頭を下げる場面もある。
 試合後に戻ったクラブハウスで、フロント幹部らと協議して配信を決めたという。仙台は昨年も初戦でJ3盛岡に2−5で大敗。23日に取材に応じた渡辺監督は「申し訳ないという思いを伝えたかった」と言葉少なに語った。
 動画に対し、インターネット上では「謝罪までは必要ない」といった意見が少なくない。配信を協議したフロント幹部は「実直な人柄の渡辺監督でなければ、配信に至らなかったと思う。監督の思いが届いてくれたら」と話す。
 仙台は25日、ホームでC大阪とのリーグ戦に臨む。昨年、盛岡に敗れた直後のリーグ戦では、怒ったサポーターが試合前の応援をしなかった。渡辺監督は「もう一度、チームを後押ししてほしい」と呼び掛ける。異例のメッセージが、仙台とサポーターの団結につながってほしい。(狭間優作)


2017年06月24日土曜日


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