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フェス「踊る。秋田」ダンスの聖地発信

意気込みを語る高堂実行委員長(中央)

 創作舞踏の先駆者石井漠(秋田県三種町出身、1886〜1962年)と暗黒舞踏の創始者土方巽(秋田市出身、1928〜86年)を顕彰する第2回石井漠・土方巽記念国際ダンスフェスティバル「踊る。秋田2017」が、7月末に秋田市での公演を皮切りに始まる。主催する実行委員会が23日、同市で会見して概要を発表した。
 7月29日から11月まで、秋田市を中心に国内外のダンサーによる公演やダンス講座などが開かれ、「舞踊・舞踏の聖地秋田」を発信していく。
 今回、独自表現を生み出そうとする作品に贈る「土方巽記念賞」を新設した。公募中で、応募は100組に達する見込み。映像選考で15組に絞った後、10月の公演でそれぞれ披露してもらい、受賞者を決める。
 ダンス界に貢献してきたダンサーやダンスカンパニーを対象とする「石井漠記念賞」も新設。会見で、多摩美術大教授の勅使川原三郎氏と、ペアを組む佐東利穂子氏への授賞が報告された。
 勅使川原氏は1981年に創作活動を開始。既存の枠組みにとらわれない表現を追求している。2009年に紫綬褒章を受章した。佐東氏は勅使川原作品のソリストとして活躍し、国内外で高く評価されている。
 会見に出席した高堂裕実行委員長(あくらビール醸造所代表)は「秋田での公演に触発されて世界に羽ばたく人たちを、この地から発信させたい」と話した。
 初開催の昨年は、半年間に約7000人の観客を集めた。


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2017年06月24日土曜日


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