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<インバウンド>地銀ATM 海外カード対応続々

七十七銀行本店にある海外発行カード対応ATM。中国語や韓国語でも操作できる

 東北でも増え始めた訪日外国人旅行者(インバウンド)の利便を考慮し、海外で発行されたクレジットカードに対応した現金自動預払機(ATM)の導入に各県の地方銀行が力を入れている。空港や観光地などインバウンドが多く立ち寄る場所にATMを設置し、受け入れ態勢を整えている。
 七十七銀行は本店(仙台市)と仙台駅(同)、仙台空港(名取、岩沼市)にインバウンド対応のATMを1台ずつ設けた。本店は昨年11月、他の2台は同年12月に利用を始めた。
 ビザとマスターカード、中国銀聯(ぎんれん)、台湾FISCのカード4種が使え、日本語、英語、中国語、韓国語で画面操作できる。設置後の約半年間で利用できるカードや言語を増やした。同行は「東北の玄関口である仙台空港の方が本店より利用が多い」と分析する。
 岩手銀行は昨年12月にホテル安比グランド(八幡平市)、今年3月に平泉レストハウス(岩手県平泉町)に各1台を設置。同行システム部は「安比高原スキー場や中尊寺など外国人が多く訪れる観光地を選んだ」と語る。
 岩手県には台湾からの観光客が多いため、岩手銀行のATMは台湾FISCと中国銀聯、JCBの3種が利用可能。今後、ビザやマスターカードも対象に加える。
 東北の地銀で初めて設置したのは東邦銀行。昨年6月に福島空港(福島県玉川村、須賀川市)にセブン銀行と1台を共同設置した。ビザや中国銀聯のカードが使用でき、操作画面は11言語対応。チャーター便で訪れる中国人の利用が比較的多いという。
 日本海側では荘内銀行(鶴岡市)が新設した本店の営業開始に合わせ、ゆうちょ銀行と連携して1台を本店に置き、7月18日から運用を始める。11種類のカードに対応し、画面操作は16言語から選べるなど機能を充実させた。


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2017年06月24日土曜日


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