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<ベガルタ>風化防止に「復興ライブ配信」

ポータルサイト「VPORT」で配信が始まった復興ライブの動画=4日、ユアスタ仙台

 サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台は、ホームゲーム開催時にユアテックスタジアム仙台(ユアスタ仙台、仙台市泉区)で行われる復興ライブのアーカイブ化を、ポータルサイト「VPORT」で始めた。東日本大震災の風化防止と、音楽を通じて地域を元気にしようという狙いがある。

 復興ライブは2015年に始まり、「震災を忘れず、全国から届いた支援へ感謝の気持ちを表したい」というクラブの趣旨に賛同した約40組のアーティストが出演してきた。
 キックオフの1時間前に披露される約10分間のパフォーマンスは、スタジアムの一体感を高める。シンガー・ソングライター八神純子さん、歌手May J.さんら今季の出演者分からアーカイブ化する。
 ベガルタ仙台はJリーグのスマートスタジアム事業の第1号として、ユアスタ仙台と周辺エリアで無料利用できる高密度Wi−Fi「VEGALTA FREE Wi−Fi」を設置。復興ライブは、これを機に立ち上げたポータルサイト「VPORT」で試合当日に閲覧できる。
 試合開始4時間前から試合終了2時間後まで配信。辻上裕章運営・広報部長は「ユアスタ仙台ならではの(各アーティストの)ライブ音源を提供できる。サポーター以外の方にも知っていただき、サッカーに興味を持つきっかけになれば」と期待する。
 復興ライブの様子は、津波で大きな被害を受けた沿岸部を含む県内全域のコミュニティーFMで後日紹介されており、仙台のホームゲームの定番イベントとして知名度が高まっている。
 斎藤美和子事業部長兼復興支援室室長は「スポーツに加え、音楽を通じて多くの人々がつながることができる。今後も継続し、地域とスタジアムを盛り上げていきたい」と話す。


2017年06月25日日曜日


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