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議長酔ってタクシー運転手に暴言、肩たたく

 宮城県白石市議会の佐久間儀郎議長(66)が21日夜、市内で酒に酔ってタクシーに乗車し、50代の男性運転手に暴言を吐いたり、肩をたたいたりしていたことが25日、分かった。運転手は謝罪を受け入れ、警察に被害届は出さない意向。佐久間氏は「議会の名誉を傷つけた責任を取る」とし、議長を辞職する意思を固めた。
 佐久間氏や運転手によると、市議会6月定例会が閉会した21日、市内の飲食店で午後6時ごろから市議や市幹部職員ら三十数人と飲酒しながら会食。午後9時ごろ、深酔いした状態でタクシーに乗り、運転手に自宅への道順を誤って伝えた。道に迷ったことにいら立って「それでもプロなのか」などと言い放ち、後部座席から運転手の左肩を平手で複数回たたいた。
 運転手は意思疎通が図れない状態に困り、外部に緊急事態を知らせる非常灯をつけながら白石署に到着。署から連絡を受けた佐久間氏の家族に引き渡した。
 河北新報社の取材に対し、佐久間氏は「当時は酩酊(めいてい)状態だった。議長の重責と立場をわきまえない軽率な行為で大変申し訳ない」と述べた。運転手は「ろれつが回らない様子で、若干怖さも感じた」と話した。
 佐久間氏は行政書士で2007年に初当選し、現在3期目。15年8月に議長に就任。今年6月の定例会で2年交代の慣例に伴って議長辞職願を提出したが、賛成少数で否決され、続投することになっていた。


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2017年06月26日月曜日


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