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<この世界の片隅に>企画者の古里で上映会

映画の舞台あいさつをする丸山さん(左)

 第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞の映画「この世界の片隅に」の上映会が25日、宮城県塩釜市の遊ホールであり、映画を企画したアニメプロデューサーで同市出身の丸山正雄さん(76)が舞台あいさつをした。
 丸山さんは高校卒業まで塩釜に住み、その後、故手塚治虫さん率いる「虫プロ」でアニメ制作に携わった。独立して多くの作品を手掛け、現在は「この世界−」を制作した「MAPPA」(マッパ、東京)会長。
 映画の声優の一人、潘めぐみさんと登場した丸山さんは「生まれ育った塩釜で上映できて感謝、感激です」と笑顔で話した。
 丸山さんが子どもの頃、塩釜には七つの映画館がひしめき、映画に触れたことが現在の職業につながったといい、「映画館がなくなってしまったのは悲しいが、ホールで上映する機会を増やしてもらえればありがたい」と語った。
 上映会は市民有志の実行委員会が主催。丸山さんが塩釜市出身ということをメンバーの一人が知り、企画した。25日は2回上映し、ほぼ満席の計800人が鑑賞した。
 「この世界の−」は第2次世界大戦中の広島県呉市を舞台に、18歳で嫁いだ主人公の日常を描く。観客数は全国で200万人を超え、ロングラン上映が続いている。


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2017年06月26日月曜日


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