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三陸の恵みに笑顔 復興支援で交流

蒸し焼きされたホタテやカキを買い求める来場者ら

 秋田県由利本荘市の「道の駅にしめ」で25日、「三陸の海の幸と恵みを届けるフェア」が開かれた。道の駅の出店者などでつくる「三陸震災復興支援の会」の主催。岩手県大槌町で水揚げされた新鮮な魚介類が並び、大勢の家族連れなどでにぎわった。
 大槌町内六つの商店がブースを構え、ホヤの串焼きや海鮮チヂミ、採れたてのワカメなどを販売した。水産加工業の六串商店は厚さ約3センチの肉厚なホタテやカキをその場で蒸し焼き。来場者が列を作り、広がる磯の香りに復興の歩みを確かめた。
 由利本荘市の会社員高橋恵一さん(56)は「カキの濃厚な味がやみつきになりそう。次は現地で味わいたい」と笑顔を見せた。
 フェアは由利本荘市民らが東日本大震災後、大槌町へ救援物資を送ったことが縁で初めて実現した。
 支援の会の佐々木年光会長は「記憶の風化を防ぐために今後も交流を続けたい」と強調。大槌町観光物産協会の大山亮一事務局長は「支援への感謝を込め、前を向いて頑張る町の姿を伝えたい」と話した。


2017年06月26日月曜日


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