宮城のニュース

山形まるごと味わう 仙台・作並で初の産直市

「3ビレッジ合同市」の開催などで宮城、山形両県交流の場として注目されるラサンタ=5月

 山形市内の産直市「山形まるごと市」が7月1日、初めて仙台市内で開催される。仙台、山形両市が昨年11月、仙山圏の活性化を目指して結んだ包括的な連携協定の具体的事業として、青葉区作並温泉の「湯のまち作並 観光交流館ラサンタ」で地場の農産物などを販売する。両市の関係者は「協定の趣旨を体現する取り組みにしたい」と話す。

 まるごと市は、山形市や同市観光協会などによる実行委員会が2007年に始め、山形市内の蔵王、西蔵王、山寺、高瀬地区の計5会場で定期開催している。今回は各会場で活動するメンバーの中から8個人・団体が出店し、サクランボなど旬の果物や野菜、農産加工品、木工品を扱う。観光PRブースも設け、先着100人にイノシシ肉を使ったぼたん鍋を振る舞う。
 仙台側もミニコンサートで歓迎ムードを盛り上げる。作並の住民らでつくるバンド「さくなみおんず」が、山形市高瀬を主舞台にしたアニメ映画「おもひでぽろぽろ」の主題歌などを演奏する。
 ラサンタは仙台市が建設し、作並地区の観光交流施設として08年にオープンした。運営する作並振興協会が昨年から山形県の戸沢、鮭川、大蔵の3村の産直市「3(スリー)ビレッジ合同市」(5〜11月の最終日曜日、今年の12月は24日)を催すなど、宮城、山形両県の交流拠点として浸透してきた。
 山形市観光物産課は「国道48号に面したラサンタの機能や役割に着目した。山形の農産物や観光の魅力を伝え、販路や交流人口の拡大につなげたい」と意気込む。仙台市観光課も「ラサンタ活用の可能性が一層広がる」と期待を寄せる。
 当日は午前10時半〜午後3時。連絡先はラサンタ022(391)4126、山形市観光物産課023(641)1212(内線424)。


関連ページ: 宮城 社会

2017年06月27日火曜日


先頭に戻る