宮城のニュース

宮城・岩手県境 17年ぶり変わります

 岩手と宮城の県境の一部が17年ぶりに変更される見通しとなった。宮城県の土地改良事業で栗原市の水田が一部、一関市側にはみ出す形になったため。土地のみの等積交換で、両県の面積や人口に変更はない。
 両県の県境変更は、2000年の旧花泉町(現一関市)と旧中田町(現登米市)以来。一関市と栗原市の境界約2キロにわたり、水田、用水路など約2万3000平方メートルを交換する。
 両市の境には水田が広がり、民家もない。従来、あぜ道や用水路を県境としてきた。「農地の区画に合わせるほうが合理的」(宮城県市町村課)と判断した。
 自治体の境を変更するには関係自治体の議会の議決が必要。栗原と一関の市議会は既に議決しており、宮城と岩手の県議会は、開会中の6月定例会で議決する見通し。
 議決がそろった後、総務省に変更を申請し、おおむね40日程度で認められる。
 総務省によると、直近の県境変更は昨年12月の東京都と神奈川県以来。土地改良事業や土地区画整理事業に伴う変更が多いという。南部と伊達と言えば領地争いが有名だが、今回は等積交換で円満解決となりそうだ。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年06月28日水曜日


先頭に戻る