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<ほっとタイム>再起祝う最後の花火

花火打ち上げ直前にあいさつする斎藤会長(左)と村上さん

◎栃木めっけの会、気仙沼を支援

 再出発を祝う最後の打ち上げだった。
 東日本大震災で被災した気仙沼市を支援しようと、栃木県内の自営業者らが2012年夏につくったボランティア団体「栃木めっけの会」が17日、市内の海上で花火500発を上げた。
 13年3月から続く催しだが、今年は特別な思いがあった。団体と交流を深める仮設商店街「南町紫市場」の営業が今年4月に終わり、店主らが新店舗で再開する区切りとして企画した。
 斎藤秀夫会長(53)は「花火を通じて気仙沼の方々と心を通わせることができた」と感慨に浸った。
 団体名の「めっける」は栃木の方言で「見つける」の意味。「被災地のためにできる支援をめっける」との思いを込めた。
 商店街会長のすし店経営村上力男さん(75)と親交があった会員の提案で「商店街の本格復旧まで花火を上げて元気づけることをめっけた」(斎藤会長)。
 会員60人が費用200万円を捻出し続けた。「毎年元気をもらいました」と村上さん。斎藤会長は「今後も別の形で気仙沼を支え続けたい」と約束した。(気仙沼総局・大橋大介)


2017年06月28日水曜日


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