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自然ガイドのこつ学ぶ 青森初の育成研修会

遊歩道に生えたコケについて説明を聞く参加者

 青森県の自然資源の楽しみ方を観光客に伝えるプロの人材を増やそうと、県は25日、NPO法人日本エコツーリズム協会(東京)と協力し、十和田市の奥入瀬渓流館などで初の自然観察ガイド育成研修会を開いた。
 20〜70代の30人が参加した。地元のNPO法人奥入瀬自然観光資源研究会のガイドの案内で、5班に分かれて奥入瀬渓流を歩いた。
 ガイドは渓流の成り立ちを説明し、岩や木に生えたコケなどを紹介。「ルーペで観察すると物理的に近づくだけでなく森に近づくことにもなる」と説明した。
 終了後は参加者全員でガイドのポイントを振り返った。屋久島野外活動総合センター(鹿児島県)の松本毅代表取締役は「ガイドとしての哲学を伝えることは大切だが、押し付けになってはいけない」と強調。屋久島の事例を基にした松本氏の講義もあった。
 青森県野辺地町の和田有平さん(76)は「仲間のガイドを見て自分もやってみたいと思った。子どもが興味を持てるガイドの仕方を身に付けたい」と話した。
 研修は全2回。次回は8月19、20日、自然を解説する手法やプログラムの企画立案などを学ぶ。


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2017年06月28日水曜日


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