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<楽天>29年前青森で一発 池山コーチ必勝誓う

青森県最後のプロ野球の試合を伝える1988年7月18日の河北新報紙面。「ヤクルト 効果的2発」の見出しが付いている
池山 隆寛チーフコーチ

 青森県内で最後に開催されたプロ野球の1軍公式戦は、1988年7月17日に青森市の県営球場であった広島−ヤクルト。4−1で快勝したヤクルトで先制アーチを放ったのが、当時22歳だった池山隆寛東北楽天チーフコーチだ。29年の時を経た今、東北に本拠を置くチームの一員として再び赴く池山コーチは「勝つ試合を見せたい」と青森のファンに必勝を誓う。
 29年前の試合では「3番・遊撃」で先発出場し、一回に先制の19号ソロを放って打線の火付け役になった。降雨により試合は五回コールドゲームとなったものの、集まった2万2000人の観衆を沸かせた。
 当時、高卒5年目。初めてシーズン全130試合出場を果たし、打率は2割5分4厘ながら31本塁打、81打点の好成績でベストナインに初選出された。
 以後92年まで5年連続30本塁打の快挙を達成。88年は、豪快なスイングから「ブンブン丸」の愛称で呼ばれ、セ・リーグのスター選手となる足掛かりのシーズンになった。池山コーチは「すごく早く過ぎた一年。一試合一試合を覚えていないほど」と振り返る。
 28日のオリックス戦には、29年ぶりにプロ野球を生で観戦する青森のファンも多く足を運びそうだ。「今回は自分がプレーするわけじゃないから」と笑いつつも、チームを統括するチーフコーチとして気合は十分。「茂木がいないのは痛手だが、みんなでカバーし合い、やっていくしかない」と、ベンチワークで白星をつかみ取る決意だ。(浦響子)


2017年06月28日水曜日


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