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大学野球日本一 立大が野球教室開催

中学生に投球フォームを指導する手塚投手(右)

 6月の全日本大学野球選手権で59年ぶりに日本一に輝いた立教大野球部が25日、陸前高田市で野球教室を開いた。東日本大震災の被災地出身者を含む部員25人が、かさ上げ地に整備された仮設グラウンドで約70人の中学生球児と交流した。
 地元の高田高卒業生ら10人が東北出身。ポジションごとに守備や打撃の基本を教えたり、リレー形式のベースランニングを楽しんだりした。
 2年手塚周投手(21)=福島高卒=は中学2年の時に福島県浪江町で福島第1原発事故に遭い、福島市に移った。転校先でも仲間や家族に支えられ、野球を続けた。東京六大学野球に憧れ、浪人生活も経験した。
 前日に陸前高田の沿岸部を訪れ、帰還困難区域が残る故郷とは異なる復興の進展ぶりを実感した。「(震災を)生き残った者として何かできればと教室参加を希望した。『高いレベルでも戦える』と直接伝えることで、中学生の未来が開けたらいい」と話した。
 立教大の野球教室は今年で6回目。同大は陸前高田市と協定を結び、連携を深めている。


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2017年06月28日水曜日


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