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<立ちパソコン>残業削減に効果

立ってパソコンで作業する社員=角田市のアイリスオーヤマの拠点施設

 アイリスオーヤマは働き方改革の一環として、パソコンを使う際は立ったまま作業するルールを一部の部署で導入した。漫然とパソコンに向かう時間をなくして業務の効率化を図り、時間外労働の削減などにつながることを期待する。
 角田市の拠点施設にある商品開発やマーケティング担当の部署で、6月中旬から導入した。机の脇に立ち机とパソコンを置き、社員がメールのやりとりやデザイン図の作成などでパソコンを使うときは席を立って作業する。
 当初は「疲れる」などの声もあったというが、4月に先行導入したホーム開発部の佐藤耕平マネージャー(48)は「仕事の方法が変わり、パソコンに向かう時間が3割ほど減った。残業も少なくなった」と効果を語る。
 同社はこれまでもパソコン作業の効率化を進めてきた。2008年にはパソコンを使う机を自席と分け、使用時間も制限した。
 同社によると、商品開発力を高める一因ともなり、売上高に占める発売から3年以内の新商品の割合が、07年の38%から16年には62%に上がったという。全国の拠点に拡大する方針。発案し自らも実践する大山健太郎社長(71)は「1年前に始めた。限られた時間を有効に活用できると実感している」と話した。


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2017年06月29日木曜日


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