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<記者の一日入門>卓球 6歳スマッシュに敗れる

練習に励む仙台ジュニアクラブの子どもたち

 東北地方も梅雨入りした。「梅雨のじめじめと運動不足を同時に解消したい」。そんな声に応え、記者たちが各所で爽やかな汗を流してきた。取材を忘れ、跳んだり、跳ねたり、投げられたり−。仙台圏のお薦めアクティビティーを紹介する。

◎目指せ張本選手 夢はるか

 仙台市の卓球クラブ「仙台ジュニアクラブ」は、世界的に活躍する、ともに同市出身の張本智和(エリートアカデミー)、福原愛(ANA)両選手らを輩出した。クラブは、コーチの張本選手の両親が昨年、宮城野区萩野町に開設した専用練習場「張本卓球場」=?=で活動する。初訪問に元卓球部の記者の心は高鳴る。
 トロフィーがずらりと並ぶ玄関から2階の練習場へ。約200平方メートルのフロアに卓球台が6台。午後5時、市内外から小中学生らが続々と集まり、真剣な表情で練習を始める。「自前の練習場開設は念願だった。集中して取り組めるようになりうれしい」。張本選手の母で元中国代表の凌(リン)さん(44)は充実した様子だ。
 「一人一人の力を最大限に引き出す」という凌さんらの指導で、目覚ましく成長する子どもたち。その一人、全日本選手権バンビの部(小学2年以下)宮城県予選会で優勝した幼稚園年長の中田宇海(うみ)ちゃん(6)=宮城野区=と対戦した。
 早速、鋭いサーブが飛んでくる。レシーブしようとしてもボールはネットに引っ掛かり、次々と点を取られるばかり。ようやく返したと思ったら、今度はスマッシュを決められる。
 結果は11対3の惨敗。20年以上前の中学時代、出身地・宮古市の地区大会で団体優勝した経験があるのだが…。「愛ちゃんの後輩」の足元にさえ及ばない。
 「もっと強くなりたい」と宇海ちゃん。仙台から全国へ、世界へ。実力に触れた身として、熱い挑戦と活躍を心から応援したい。
(菊池春子)

[メモ]張本卓球場 仙台ジュニアクラブは、年少程度以上−中学生以下が対象。現在定員に達しており、新規入部は要相談。体験希望者は原則水、土、日曜開催の「オープン教室」に参加できる。1回当たり定員20人、料金2500円。事前予約が必要。木曜定休。所在地は仙台市宮城野区萩野町4丁目9の57。連絡先は同卓球場022(290)9295。


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2017年06月29日木曜日


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