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<楽天>一投一打に躍るスタンド

青森県で29年ぶりの開催となったプロ野球1軍公式戦で歓声を上げるファン

 青森県で29年ぶりのプロ野球1軍公式戦となった28日の東北楽天−オリックス。待ち焦がれた1軍選手の一投一打に観客は一喜一憂。弘前市運動公園野球場は熱気に包まれた。

 午後1時半ごろ、球場周辺には当日券を買い求める人たちの約150メートルの列ができた。午前11時から並んだ弘前市の無職渡辺健久さん(66)は「どうしても楽天戦が見たくて並んだ。(青森県平内町出身の)細川亨選手が楽しみ」と語った。
 グッズ販売店にも開場前の午後3時ごろから、家族連れやユニホーム姿の小学生、制服の学生がひっきりなしに訪れた。
 午後6時の試合開始前から既に球場は満員状態。三回無死一塁で地元の細川選手が登場すると大歓声が沸く。バントを失敗し捕邪飛に倒れると一転、大きなため息に。続く島内宏明選手が2点本塁打を放った瞬間、大歓声が再び沸き上がった。
 ライトスタンドからは東北楽天を応援する弘前市民の団体「弘鷲會(ひろわしかい)」の約40人がエールを送った。
 29年前のプロ野球1軍戦を観戦したという弘前市の会社員新山諭さん(39)は「前回は亡くなった父親と見たが、今回は息子と一緒に来た。待ちに待っていた試合なので最高の気分」と感慨深げに語った。
 五所川原市から訪れた小学5年の堀内貞宗君(11)は「選手は体格がしっかりしていて、球速も速かった。『プロ野球選手になりたい』という思いが強くなった」と笑顔で話した。


2017年06月29日木曜日


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