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旧野蒜小校舎 改修前にお別れ見学会

工事前最後の見学会がある旧野蒜小

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市旧野蒜小のお別れ見学会が7月1日に開かれる。防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」に改修されるのを前に、子どもや住民らの心のよりどころだった校舎を一時的に開放する。
 校舎は鉄筋3階、総床面積は約2450平方メートル。1階は職員室や校長室があり、2、3階には普通教室や特別教室が並ぶ。
 震災当時は1次避難所となり、住民らから保存を求める声が出ていた。市は5月、校舎や敷地の利活用に関する契約を株式会社「貴凜(きりん)庁」(東京)と締結。同社は来年4月にキボッチャをオープンさせる予定。
 住民らから「自分の子どもが巣立った学校が改修されるのはさびしい。もう一度校舎を見ておきたい」などの提案が同社にあり、見学会が決まった。
 市行政経営課の担当者は「旧野蒜小は多くの卒業生を輩出し、地域の核として親しまれてきた。見学は最後となるので多くの人に足を運んでもらい、思い出を心に留めてほしい」と話す。
 見学会は午前9時半〜11時半。無料。見学は原則自由だが、中学生以下は保護者の同伴が必要。連絡先は行政経営課0225(82)1111。


2017年06月30日金曜日


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