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<秋田内陸線>吉田新社長「新たな観光需要を」

抱負を述べる吉田新社長

 秋田内陸線を運営する第三セクター秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)は29日、北秋田市で取締役会と株主総会を開き、JTB東北営業部コンタクトセンター所長の吉田裕幸氏(54)の社長就任を決めた。任期は2年で、JTB東北から同日付で秋田内陸縦貫鉄道に出向した。
 記者会見した吉田氏は「東京五輪を控えて地域間競争が激化しており、自然があるだけでは人を呼び込めない」と強調。「海外を含めた地域外からの観光利用を伸ばすことが重要になる。新たな観光需要をつくり、地域独自の感動を提供したい」と抱負を述べた。
 吉田氏は盛岡市出身。国鉄を経て、1987年に日本交通公社(現JTB)に入社した。
 秋田内陸縦貫鉄道は2016年度決算で1億9304万円の赤字を計上。赤字額は前年度より1465万円増えたが、秋田県と沿線の北秋田、仙北両市、会社の4者が合意した「赤字2億円以下」を2年連続で達成した。
 収入は3.6%減の2億8723万円、支出は0.8%増の4億8028万円。訪日外国人客が大幅に増えた半面、今年2月の土砂崩れで一部区間が運行中止となった影響で全体の利用客が減った。


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2017年06月30日金曜日


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