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<集団移転>「野蒜ヶ丘」災害住宅82戸引き渡し

渥美市長(右)から鍵のレプリカを受け取った高橋さんら

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市に整備された防災集団移転団地「野蒜ケ丘」(野蒜北部丘陵)地区で30日、災害公営住宅82戸の入居者に鍵の引き渡しが始まった。
 世帯構成などに応じ、一戸建てタイプと集合タイプを整備。それぞれ平屋と2階建てがある。近隣との触れ合いの場として各戸にぬれ縁を設け、特別名勝松島の景観に調和するアースカラーの外壁とした。
 野蒜ケ丘3丁目であった引き渡し式に住民ら約70人が出席。渥美巌市長が入居者代表2人に鍵のレプリカを手渡した。代表の高橋喜恵子さん(69)は「皆さんと仲良くしていきたい」と笑顔を見せた。
 新居に妻(82)と暮らす木島幸一さん(82)は、東名地区にあった自宅を津波で失い、市内の仮設住宅で過ごしてきた。「新しい家に入れて安心した。朝晩のあいさつを大事にし、住民とコミュニケーションを取っていきたい」と語る。
 野蒜ケ丘地区は災害公営住宅170戸の整備が計画されている。残りの88戸は8月下旬に入居者へ引き渡される予定。


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2017年07月01日土曜日


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