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被災地支援の恩返し フードコートに高級家具

木目が美しい木製の椅子とテーブルが並ぶフードコート

 宮城県石巻市中心部に30日開店した「いしのまき元気いちば」の2階フードコートは、140席全ての椅子やテーブルに高級品の「カリモク家具」(愛知県東浦町)を使い、落ち着いた空間を演出した。
 椅子は座面が木製とクッション付きの2タイプがあり、壁際などにソファ席も配置。石巻市あけぼのの無職佐々木保雄さん(63)は「ぜいたくに使っていてすごい。座り心地もいい」と感触を確かめた。
 カリモク家具を採用したきっかけは、同社が加盟する愛知県の刈谷商工会議所による東日本大震災の被災地支援。使っていない製造機械や重機、工具などを石巻の水産加工会社などに無償で提供した経緯がある。
 産業再生の支援を受け、石巻商議所副会頭を務める「元気いしのまき」の後藤宗徳社長(58)が、恩返しをしようと購入を決めた。後藤社長は「支援を受けるだけでなく、恩返しをしながら今後も交流が続く関係を築いていきたい」と話した。


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2017年07月01日土曜日


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