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幽玄の密教美「空海と高野山の至宝」展始まる

八大童子立像(左)などを鑑賞する来場者

 真言密教の祖・弘法大師空海が開いた高野山(和歌山県)に伝わる寺宝や密教美術を紹介する特別展「空海と高野山の至宝」(仙台市博物館、河北新報社、仙台放送など主催)が1日、仙台市青葉区の市博物館で開幕した。
 鎌倉時代に仏師運慶が作った国宝「八大童子立像」、快慶作の重要文化財「孔雀明王坐像(くじゃくみょうおうざぞう)」など計60件を展示している。多くが東北初公開。初日からたくさんの仏教美術ファンらが幽玄な祈りの世界に浸った。
 一関市の公務員栄秀憲さん(35)は「美術の教科書に載っている国宝の阿弥陀聖衆来迎図(あみだしょうじゅらいごうず)を見た。目の前に仏様が迫ってくるようで素晴らしい」と話した。
 この特別展は河北新報創刊120周年と仙台放送開局55周年の記念企画。東日本大震災からの再生を願い仙台でのみ開催する。8月27日まで。観覧料は一般1500円、大学生1200円、小中高校生800円。


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2017年07月01日土曜日


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