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<蔵王山>呼び名「ざおうさん」にして

山形市が呼び方の変更を求めることを決めた蔵王山(蔵王連峰)。山形側では「ざおうさん」の呼び方が一般的だ

 山形市議会は30日、国土地理院に登録されている蔵王山の呼び方を、「ざおうざん」から「ざおうさん」に変更するよう求める意見書を可決した。山形側では「ざおうさん」と呼ぶことが多いという。名称変更には関係自治体が合意の上で国土地理院に申請する必要があるため、佐藤孝弘市長は近く、各市町を訪ねて協力を要請する予定。
 蔵王山は山形、宮城両県にまたがる熊野岳、刈田岳、地蔵岳などからなる山並みの総称。市都市政策課によると、1931(昭和6)年、関係自治体だった山形県の旧堀田、中川両村、宮城県の旧川崎、宮両村が国土地理院に「ざおうざん」の呼び名で申請し、表記登録された。旧堀田村は、現在の山形市の一部に含まれている。
 今回、蔵王山の呼び方が話題になったのは、気象庁が2015年4月に火口周辺警報を発令したのがきっかけ。連日、テレビやラジオのニュースで「ざおうざん」と読まれ、市民から「違和感がある」などの問い合わせが相次いだという。
 30日にあった市議会6月定例会の本会議で、表記の変更を求める意見書が賛成多数で可決された。
 佐藤市長は国土地理院に表記の再検討を申請するため、8月末までに関係する山形側の上山、宮城側の白石、七ケ宿、蔵王、川崎各市町を訪問し、協力を呼び掛ける。
 取材に応じた佐藤市長は「生活している人が呼んでいる名称がふさわしい。変更できるよう最善を尽くしたい」と話した。


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2017年07月01日土曜日


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