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<ラヂオ気仙沼>話題ホットに 地域FMで再出発

開局記念の番組を放送する「ラヂオ気仙沼」のスタッフ

 東日本大震災直後に誕生した気仙沼市の臨時災害FM局「けせんぬまさいがいエフエム」が、コミュニティーFM「ラヂオ気仙沼」として生まれ変わり、1日に再出発した。災害情報を伝えると同時に、今後は気仙沼のホットな話題や人物を紹介する役割も担う。
 1日は午前8時に開局を記念する番組が始まった。8時間の生放送では同市松崎萱のスタジオのほか、市内の商業施設2カ所からの中継もあった。菅原茂市長もゲスト出演し、開局を盛り上げた。
 コミュニティーFMとしては宮城県内11局目。運営会社「株式会社ラヂオ気仙沼」の昆野龍紀社長(59)は番組の冒頭、「これまでの災害FMよりも、さらに充実した内容の番組をお届けしたい」と決意を述べた。
 前身の災害FMは、市に運営を委託されたNPO法人「気仙沼まちづくりセンター」が2011年3月23日に放送を開始した。生活、行政情報などを流し続けたが、市は震災から6年以上たち一定の役割を終えたとして、今年6月27日付で廃止した。
 NPO法人のメンバーらが設立したラヂオ気仙沼は、年間運営費約3000万円を見込む。市が行政情報を流す番組放送料と企業からの広告料を充てる計画だ。スタッフは、災害FM時から倍増し総勢10人となった。
 ラジオ局の愛称は「ぎょっとエフエム」。港町気仙沼の「魚」と「ぎょっとする情報」をかけた。昆野社長は「地域コミュニティーの結び付きを強めるような番組作りを心掛ける。新鮮で驚くような情報をどんどん発信し続けたい」と話した。


2017年07月02日日曜日


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