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<東北大学野球>4強決まる

東北福祉大−東北工大 7回表東北福祉大1死満塁、楠本が右翼線へ走者一掃の二塁打を放つ

 東北大学野球第3日は1日、仙台市の東北福祉大球場などで準々決勝4試合があり、東北福祉大(仙台六大学1位)富士大(北東北1位)八戸学院大(北東北2位)仙台大(仙台六大学2位)が準決勝に進出した。
 東北福祉大は東北工大(仙台六大学4位)から13点を奪って七回コールド勝ち。富士大は東日本国際大(南東北2位)を3−2で振り切った。八戸学院大は福島大(南東北3位)との接戦を2−1で制した。仙台大は石巻専大(南東北1位)に3−1で競り勝った。
 最終日の2日は仙台市民球場で八戸学院大−東北福祉大、富士大−仙台大の準決勝と決勝がある。準決勝は午前8時30分と同11時、決勝は午後2時30分にそれぞれ開始の予定。

 ▽準々決勝(福祉大)
福島大(南東北3位)
   100000000=1
   00100100×=2
八戸学院大(北東北2位)
(福)渡辺、臼井−熊谷
(八)大道、高橋、中道−山本

東北福祉大(仙台六大学1位)
   01000012=13
   0000000 =0
東北工大(仙台六大学4位)
(七回コールドゲーム)
(福)鈴木、大園、深町−岩崎、今西
(工)庄司、桜井、滝田−佐藤幸
 ▽準々決勝(仙台市民)

仙台大(仙台六大学2位)
   100000020=3
   000000100=1
石巻専大(南東北1位)
(仙)稲毛田、海老原、浅沼、宇田川−辻本
(石)松沢、菅野一−粉川

富士大(北東北1位)
   001200000=3
   000010001=2
東日本国際大(南東北2位)
(富)鈴木、上島、加藤−小林
(東)粟津−浅賀
(本)楠(富)

<東北福祉大、7回猛攻12得点>
 東北福祉大は七回に打者15人が9安打を集める猛攻で12点を奪い、一気に勝負を決めた。4−0の1死満塁で右翼線に走者一掃の二塁打を放った4番楠本は「勝利への執念が実った。チームをもり立てる安打を打ててうれしい」と喜んだ。
 この回、9番で先に打席に立った2年の里見が2点打を放ち、ビッグイニングを呼び込んだ。楠本は埼玉・花咲徳栄高の後輩の活躍に「最上級生としての姿を見せたかった」と明かす。今春の仙台六大学リーグで初の首位打者(打率4割1分5厘)に立った先輩の貫禄を示す一打だった。

<富士大の楠、狙い球を絞り先制弾>
 富士大の楠が先制のソロ本塁打。三回1死、フルカウントからのチェンジアップを引っ張り、右翼席にたたき込んだ。「ヤマを張っていた。高校時代からの勘です」。読みの鋭さが光る一発だった。
 東京電力福島第1原発事故で福島県楢葉町からいわき市に移り、高校は東海大相模(神奈川)に進学した。後輩の小笠原(現中日)らの存在に自らの限界を感じ、投手から野手に転向。高いレベルの争いの中、配球を見極めて狙い球を絞る勘を磨いた。
 普段は3番打者だが、今大会は高校以来の1番を担う。「たくさん打席が回っていいですね」。研ぎ澄ませた勘をフル回転してチームを2連覇に導く。


2017年07月02日日曜日


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