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<クニマス>古里でお披露目 展示施設開業

 秋田県仙北市の田沢湖の固有種で山梨県から貸与された淡水魚クニマス5匹を展示する市田沢湖クニマス未来館が1日、オープンした。
 式典には佐竹敬久秋田、後藤斎(ひとし)山梨の両県知事や門脇光浩仙北市長ら約90人が出席。門脇市長は「施設名は、田沢湖とクニマスの未来を開くとの意味合いを込めた。湖の水質改善が実現した時が、クニマスの本質的な里帰りだとの覚悟を示した」と述べた。
 式典後、富士河口湖町の西湖(さいこ)でクニマスの生息を約70年ぶりに確認した中坊徹次京都大名誉教授らによる記念講演があった。
 田沢湖のクニマスは、電源開発などの目的で強酸性の玉川から湖に導水したことで1940年ごろに絶滅したとされる。絶滅前、田沢湖から受精卵を各地に移しており、その一つだった西湖で2010年に生息が確認された。
 未来館では、田沢湖でかつて盛んだったクニマス漁や絶滅した経緯、湖の再生を目指した地元の動きなどを学べる。
 入場料は高校生以上300円、子ども150円。6歳未満無料。連絡先は同館0187(49)8131。


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2017年07月02日日曜日


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