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宮城と山形の語り部交流 互いの持ち味披露

交流会では、松島、中山両町の語り部メンバーが交代で話を披露した

 宮城県松島町と山形県中山町の「語り部」の交流会が1日、松島町の瑞巌寺境内にある水主(かこ)町民家で初めて開かれた。松島側は歴史と伝説、中山側は民話とそれぞれが持っている演目を披露し、県境を越えて交歓した。
 松島語り部の会は昨年8月に設立したばかり。西行法師が松の大木の下で童子と問答して敗れ、松島行きを諦めた「西行戻しの松」などを紹介した。
 中山昔語りの会は15年の活動実績がある。メンバーはこの日、ばさま(老女)と和尚のやりとりが笑いを誘う「甘酒」などの民話を語り、「ドンビント(終わりです)」と締めくくった。
 両町は災害時相互応援協定を結んでおり、語り部も活動していることから、中山側から交流を申し出た。
 松島の佐藤成之会長(85)は「中山の人たちは語り口がうまい。間の取り方とかが参考になる」と感心していた。中山の早坂冨美子会長(76)は「次はぜひ中山で語り部を披露してもらいたい」と笑顔で話した。


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2017年07月02日日曜日


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