宮城のニュース

防空壕訪ね戦災追体験 仙台で見学会

防空壕を見学する子どもたち

 太平洋戦争中に作られた防空壕(ごう)の見学会が2日、仙台市内であった。市戦災復興記念館(青葉区)の戦災復興展の特別企画で、小学生ら計11人が参加。青葉区八幡1丁目のマンション敷地に残る防空壕を訪ねた。
 防空壕は崖に掘られ、高さは約1.5メートル。全長は約15メートルあったが、半分ほどコンクリートでふさがれている。1945年7月10日未明の仙台空襲の際、36人が逃げ込んだという。
 その1人、当時中学2年だった青葉区の手島定一さん(85)が「仙台中心部は燃え、夜でも真昼のように明るかった。なぜか怖い気はしなかった。銀色の米軍機を見た」と振り返った。
 手島さんは「米軍が空襲の予告ビラを数日前にまいたが、情報が統制され知らされなかった」とも説明。娘と見学会に参加した青葉区の東北大理学部助教橋本克之さん(46)は「ビラの話は知らなかった。驚いた」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2017年07月03日月曜日


先頭に戻る