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<東北大学野球>東北福祉大3年ぶりV

東北福祉大−富士大 8回表東北福祉大2死一、二塁、楠本が左中間に2点二塁打を放ち、同点とする

 第12回東北地区大学野球選手権の最終日は2日、仙台市民球場で準決勝と決勝があった。決勝は東北福祉大(仙台六大学1位)が富士大(北東北1位)を、延長十一回タイブレークの末10−9で破り、3年ぶり7度目の優勝を飾った。東北福祉大は今秋の明治神宮大会の東北地区代表決定戦への出場権を得た。
 最優秀選手賞(MVP)は楠本泰史(東北福祉大)、最優秀投手は津森宥紀(東北福祉大)、敢闘賞には渡辺法聖(富士大)が選ばれた。(仙台六大学、北東北大学、南東北大学各野球連盟主催、河北新報社、東北放送など共催)

◎タイブレーク制す

 ▽決勝

東北福祉大(仙台六大学1位)
   00000035011=10
   00100600110=9 
富士大(北東北1位)   (タイブレーク十一回)


 【評】東北福祉大が終盤の猛攻で逆転勝ち。0−7の七回、楠本の中越え二塁打などで3点を返し、八回には6安打を集めて逆転。九回に同点とされたが、1死満塁から始まるタイブレークで、延長十一回先頭菊名の遊ゴロの間に決勝点を奪った。富士大は終盤投手陣が崩れた。

◎中軸が躍動7点差逆転
 東北福祉大が大逆転で王座に返り咲いた。菊名、楠本、清水の中軸が11安打6打点と大活躍。主将の菊名は「諦めない気持ちが勝ちを引き寄せた」と喜んだ。
 六回を終えて0−7。コールド負けを目の前にして打線が爆発した。七回2死一塁から菊名の中前への強い当たりが敵失を誘ってまず1点。反撃の口火を切ると、続く楠本、清水の適時打でこの回計3点を奪う。
 八回は6安打を集めて5点を挙げ逆転。2死一、二塁から左中間を破って同点とした主砲の楠本は「この試合に懸ける強い思いが一振りにつながった」と振り返る。
 九回に同点とされて延長に突入したが、タイブレークの十一回は菊名の遊ゴロの間にしぶとく決勝点。菊名は「7点リードされたが、悲壮感はなかった。むしろ吹っ切れて点を取りに行こうというチームの雰囲気があった」。仙台大と激しい優勝争いを繰り広げた春季リーグ戦の経験も、東北の頂点を争う激戦で役立った。
 6月の全日本大学選手権は初戦敗退。今回の栄冠は自信を取り戻すものとなるはずだ。菊名は「序盤に点を取れなかったことを反省点として、より打線につながりが出るチームにしたい」と決意を新たにしていた。(伊藤卓哉)

 ▽準決勝

仙台大(仙台六大学2位)
   000001001=2
   01001100×=3
富士大(北東北1位)
(仙)馬場、宇田川−辻本
(富)加藤、佐々木、鈴木−小林

八戸学院大(北東北2位)
   000200010=3
   01100003×=5
東北福祉大(仙台六大学1位)
(八)大道、高橋、本庄、高田−山本
(東)小野、大園、津森−岩崎
(本)山口(八)


2017年07月03日月曜日


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