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<岩沼係長>消防団入り 法被は特注サイズ

大村団長(右)から辞令を受け取る岩沼係長

 東日本大震災後に団員不足が続く宮城県岩沼市消防団に、同市のマスコットキャラクター、岩沼係長が入った。地味キャラとして市内では抜群の人気を誇る係長。特注サイズでこしらえた消防団の法被姿で、入団者増加の起爆剤として活躍する。市消防本部によると、自治体キャラクターの消防団入りは県内初。東北でも例がないとみられる。
 市消防本部で3日にあった式典で、大村昇団長が係長に入団辞令を交付。大村団長は「1日付で特別団員に任命した。日々、岩沼の顔として活躍しているが、今後は市民の安全安心を守ることに尽力してほしい」と激励した。
 おぼつかない手つきで辞令を受け取った係長は、消防団を通じ、「私が入団することで、多くの方に消防団の活動を知ってもらえるようにPRしていきたい。皆さんも地域のため、ぜひ入団してほしい」とする談話を出した。
 係長は今後、8月23日に利府町で開かれる第46回全国消防救助技術大会や年明けの消防出初め式などに出て、団員募集などの広告塔として活動する。
 市消防団の団員数は5月現在で291と、定数の350を大きく割り込んでいる。特に震災後の落ち込みが目立つという。


2017年07月04日火曜日


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