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<トモダチ>「被災地を元の森に」米の若者汗流す

クロマツの周りに生い茂った雑草を刈る米国の高校生

 米国カリフォルニア州の高校生ら22人が3日、東日本大震災の津波で失われた海岸林の再生プロジェクトが進む名取市沿岸を訪れ、除草のボランティア活動を行った。被災地と米国の生徒や教職員の相互訪問を行う「TOMODACHIイニシアチブ」の国際交流プログラムの一環。
 一行は過去に植えたクロマツ林を視察した後、名取市民ら約530人が5月にクロマツの苗木約1万本を植えた場所に移動。まだ丈数十センチの苗木の周りにはツルマメやシロツメクサといった雑草が繁茂しており、根を引き抜いたり鎌で根元から刈り取ったりした。
 雨が降り続く中、レインコートを着ながらの作業となり、ビバリ・オリティスさん(16)は「津波被災地を元の森に戻そうという素晴らしい事業。除草は蒸し暑くて非常に過酷だが、みんなで参加できるのはいいことだ」と話した。
 一行は6月26日に来日。県内では仙台市でホームステイしたり南三陸町を視察したりした。広島県や京都府なども巡り7月9日に帰国する。


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2017年07月04日火曜日


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