山形のニュース

<米沢工高>被災地に心寄せ手作り品贈る

地区住民のために手作りのテーブルなどを作る生徒たち

 山形県米沢工高(生徒720人)の「建設環境類」の3年生71人が、東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町波板地区を訪れた。被災地に心を寄せ、できる範囲で支えるボランティア活動として企画。地域の交流拠点に贈るテーブルと椅子を作り、海岸を清掃した。
 生徒たちはこの日、2班に分かれて活動。波板地域交流センターでは、テーブル一つと椅子4脚を製作した。米沢藩の歴代藩主の墓所がある「上杉家廟所(びょうしょ)」(米沢市)のご神木だった杉の木を活用し、約2時間で完成させた。海岸清掃は雨の中、ペットボトルや空き缶などを回収した。
 寒河江亮太さん(17)は「震災から6年が過ぎても爪痕が残る場所が多い。自分たちができることは限られているが、今後もできることをする」と話した。
 波板地区には現在、10世帯約20人が暮らす。地区の住民組織「波板地区会」の青木甚一郎副会長(64)は「生徒たちの心がこもった物を頂き、感謝している。地域再生のために有効に使う」と述べた。
 米沢工高は震災があった2011年から、石巻市の雄勝町や北上町などで支援活動を続けている。


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2017年07月04日火曜日


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