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<放火母子死亡>殺人容疑視野に捜査 宮城県警

3人の遺体が見つかった島谷容疑者宅の2階を調べる消防署員ら=5日午前10時ごろ、宮城県登米市迫町佐沼鉄砲丁

 宮城県登米市迫町佐沼の民家が放火され、幼い子ども2人と母親とみられる女性が死亡した事件で、宮城県警は5日、現住建造物等放火の疑いで、父親の会社員島谷嘉昭容疑者(40)を送検した。県警は殺人容疑も視野に捜査を進める。
 送検容疑は4日午前2時半ごろ、自宅2階の寝室の布団にライターで火を付けた疑い。2階で見つかった遺体は妻の美由さん(31)、長女真央ちゃん(3)、次男叶佑(きょうすけ)ちゃん(1)とみられ、県警は5日、司法解剖し死因と身元を調べる。
 島谷容疑者は祖母、両親ら4世代9人暮らし。家族が約2年前に「家庭内に問題がある」と佐沼署に相談していたが、県警は今回の放火事件との関連はないとみている。
 出火時、美由さんとみられる女性が「家が燃えている。子どもが中にいる。夫が出ていった」と110番。島谷容疑者は一時、車で逃走したが、佐沼署員が4日午前3時10分ごろ、現場から約7キロ離れた同市内で発見、逮捕した。島谷容疑者は逃走前、酒を飲んでいたという。
 県警と同署、登米市消防本部は5日午前、現場検証を実施し、詳しい原因などを調べている。


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2017年07月05日水曜日


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