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雨の宿場豊穣祈る 福島大内宿「半夏まつり」

笛や太鼓が鳴り響く中、天狗や男衆が集落を練り歩いた

 江戸時代の宿場町のたたずまいを残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている福島県下郷町の大内宿で2日、800年以上の歴史を持つ「半夏(はんげ)まつり」があった。
 神事の後、ご神体を乗せたみこしの行列が出発。獅子や天狗(てんぐ)に続き、烏帽子(えぼし)をかぶった白装束の男衆や子ども約80人がかやぶき屋根が連なる集落を厳かに練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)と家内安全を祈った。あいにくの雨にもかかわらず、多くの観光客が古式ゆかしい行事を見守った。
 まつりは地元の高倉神社の祭礼。毎年、夏至から11日目の半夏生に開かれている。神社には、後白河天皇の子の高倉宮以仁(もちひと)王が平家に敗れ大内宿に逃れたという伝説にちなみ、王がまつられている。


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2017年07月05日水曜日


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