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<矢巾中2自殺>自殺から2年 献花台に花

村松さんの命日に合わせて町が設置した献花台

 2015年に岩手県矢巾町の中学2年村松亮さん=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから丸2年となった5日、町内の小中学校では教職員らが黙とうして冥福を祈り、改めていじめ根絶を誓った。
 村松さんが列車に飛び込んで亡くなったJR矢幅駅には、町が献花台を設置。花やジュース、「りょう君 忘れないよ」と記されたメッセージカードが供えられていた。
 町教委の第三者委員会は昨年12月、継続したいじめが自殺の一因とする調査結果を公表。町は今年4月、いじめ防止対策条例を制定した。
 町内の6小中学校では本年度、校内の教員同士が情報を共有し、いじめの実態を把握する会合を各校で毎月開いている。町教委によると、4〜5月のいじめ認知件数は前年度比22件増の37件だった。
 和田修町教育長は「今なお哀惜の念に堪えない。いじめは人の権利や生きる力を損なう行為だと心に刻み、子どもに寄り添った教育に力を注ぎたい」とのコメントを出した。
 村松さんの墓を参った父親(42)は「息子には、みんな元気だよと報告した。学校には、いじめを1件も見落とさない取り組みを続けてほしい」と話した。


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2017年07月06日木曜日


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