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<仙台市長選>あす告示 新人4人の争いへ

 任期満了に伴う仙台市長選は9日告示される。立候補を予定しているのは、表明順に元衆院議員大久保三代(40)、会社社長菅原裕典(57)、元衆院議員林宙紀(39)、衆院議員郡和子(60)=比例東北=の4氏。投票は23日に行われ、即日開票される。
 大久保氏は市内で相次ぐいじめ自殺対策の一つとして、学校の統廃合による教職員の集約を掲げる。災害対応や人口一極集中回避の観点から、区役所に予算と権限を移譲する必要性を主張。待機児童対策では、幼稚園の2歳児保育と小規模保育の活用を訴える。
 菅原氏は経済界有志が擁立し、中小企業活性化などが政策の柱。規制緩和や支店経済からの脱却プロジェクトを進め、力強い仙台経済を目指す。仙台城の大手門復元構想を打ち出し、音楽ホールの早期着工も掲げる。自民、公明両党と日本のこころの支持を受ける。
 林氏は人口減少が前提のまちづくりに異を唱え、150万人都市への成長シナリオを描く。支店経済から本店経済都市を目指し、起業促進などで優秀な学生が活躍できる場の創出を掲げる。子育てと教育を最優先とし、教育に限定したクーポン創設を訴える。
 郡氏は市民を中心に据えたまちづくりを目指す。優秀な学生に地元に残ってもらうための給付型奨学金の創設や、妊娠から育児まで一括支援する仕組みづくりを掲げる。弁護士らでつくる市民団体が運動の中心で、民進、社民両党が支持、共産党が支援を決めた。
 現新2氏の選挙戦となった前回2013年の市長選は、投票率が過去最低の30.11%を記録。今回は現職の奥山恵美子市長(66)の引退表明に伴う新人同士の激戦が予想され、投票率向上が期待される。
 6月1日現在の有権者は88万4971人。


2017年07月08日土曜日


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