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<福島第2>廃炉「早期判断を」 復興相要請

吉野復興相(左)が川村会長(右から2人目)らに早期判断を求めた

 吉野正芳復興相(衆院福島5区)は7日、東京電力ホールディングスの川村隆会長や小早川智明社長ら新経営陣と復興庁で面会した。福島県や県議会が廃炉を求めている同社の福島第2原発(楢葉町、富岡町)について「県民の思いを十分に理解し、一日も早く判断してほしい」と要請した。
 吉野氏は第2原発の廃炉に関し「政府としては一義的には事業者の判断」と前置きした上で、早期決断を求めた。福島第1原発事故の甚大な被害も指摘し「責任の重さを肝に銘じ、福島の再生のため尽力してほしい」と注文を付けた。
 東電の川村氏と小早川氏は「原発事故で大変な迷惑をかけて申し訳ない。福島への責任を果たす」などと陳謝した。第2原発には言及しなかった。川村氏は報道機関の取材に、第2原発の存廃について「できるだけ早く答えを出したい」と述べた。
 東電は6月23日に経営陣を刷新。川村氏は就任記者会見で第2原発に関して火力や水力を含む全発電所の役割を整理した上で検討する方針を示したが、判断時期には触れなかった。


2017年07月08日土曜日


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