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<海開き>被災の白浜海水浴場 今季は拡大

今季は6日間の海開きで多くの来場者が見込まれる白浜海水浴場

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市北上町十三浜の白浜海水浴場が今季、海開きの日数を昨年までの2日から6日に拡大する。市内の海水浴場は震災で減少し、白浜海水浴場の期間延長を望む声が出ていた。22日から3週連続、土日の2日間ずつ浜辺を開放する。
 白浜海水浴場は震災の津波でトイレやシャワーの施設が被災。地元有志が2013年から「2日間だけの海開き」を催し、再開に向けて活動している。今季は「週2日間だけの海開き」として実施する。
 時間は午前9時半〜午後3時で、地元の海産物や軽食を販売する。メインイベントの海上運動会は30日にあり、海上ゴザ走りやビーチバレーなどを行う。29日はパドルサーフィンの体験会を予定している。
 震災前に5カ所あった市管理の海水浴場は、いずれも津波被害を受けて休止。網地島の網地白浜海水浴場が13年に再開しただけで、夏のレジャーとして海水浴の機会拡充を求める声が市民から上がっていた。
 海水浴場周辺は防潮堤などの工事が行われている。今後、デイキャンプ場とバーベキュー広場も整備する計画で、来年の本格再開を目指して準備が進む。
 運営する地元の一般社団法人「ウィーアーワン北上」の佐藤尚美代表(45)は「最初の夏は400〜500人だった海水浴客が昨年は1700人になった。4年間多くの人に支えられてきた分、一日でも長く海開きをしたい」と話した。
 白浜以外の海水浴場は渡波、荒浜(雄勝町)の2カ所が来年以降に再開予定。牡鹿半島の十八成(くぐなり)浜海水浴場を再開させるかどうかは決まっていないという。


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2017年07月09日日曜日


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