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<メガホン>7年ぶりの再会 頼もしい姿に

 たくましく成長した姿にうれしさがこみ上げた。31日に宮城県気仙沼市で開幕する全国高校総体(南東北インターハイ)のフェンシングの個人対抗男子フルーレに出場する村上拳(宮城・気仙沼)を取材した。詳しい内容は後日掲載するが、実に約7年ぶりの再会だった。
 各競技で活躍する宮城県内の小学生を紹介する企画で2010年12月ごろ、話を聞いた。当時は気仙沼市大谷小4年。「練習を重ね、いつか五輪に出たい」と力強い言葉が印象的だった。直後に東日本大震災が起きた。自宅は流されたが無事だったことを知り、ホッとしたのを覚えている。
 被災にめげず競技に打ち込み、地元開催の大舞台に立つ。当時136センチだった身長は170センチまで伸びた。「優勝し、競技を続けさせてくれた周囲の方に恩返ししたい」と頼もしい。
 この企画のタイトルは「輝く未来へ」だった。史上最年少で卓球の日本代表入りした張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)やバドミントンの全国高校選抜大会女子シングルス優勝の鈴木ゆうき(宮城・聖ウルスラ学院英智)らも登場した。当時あどけなかった選手たちが、時を経て輝きを増している。
(原口靖志)


2017年07月09日日曜日


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