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日の丸の誇り 仙台育英卒2選手勝利狙う

「守備と走塁でチームに貢献したい」と意気込む熊谷
「機敏な動きを見せる」と守備練習に励む小林

 野球の日米大学選手権(12日開幕・米国)とユニバーシアード夏季大会(8月・台湾)に出場する日本代表に、共に仙台育英高出身の熊谷敬宥(たかひろ)内野手(立大4年)、小林遼捕手(富士大4年)が選ばれた。2013年夏の甲子園大会で主力だった2人は再びチームメートとなって世界で戦う。
 2人が同じユニホームに袖を通すのは4年ぶり。胸元に記された文字は「IKUEI」から「JAPAN」に変わった。「特に違和感はない。でも、この縦じま、東北高みたい」。熊谷は宮城のライバル校のユニホームを思い浮かべて笑った。
 熊谷は4年前、18歳以下ワールドカップの日本代表に選ばれた。決勝で米国に敗れて惜しくも準優勝。「今度こそ米国に勝つ時が来た」と気合十分だ。立大の主将として臨んだ6月の全日本大学選手権で頂点に立ち「日本の大学野球のレベルの高さを見せつけたい」とプライドをのぞかせる。
 本職の遊撃のほか、二塁や三塁も守れる。堅実な守りと俊足が武器で「守備、走塁でどれだけチームに貢献できるかがポイント」と語る。7日にあった社会人チームとの練習試合では「2番・三塁」で先発出場し、1安打を放った。
 小林は多和田真三郎(西武)、小野泰己(阪神)ら富士大からプロ入りした先輩の球を受ける経験を積み「高校の時と比べ、捕球、送球、ブロックと守備全般が成長した」と言う。170センチと小柄ながら「小回りは利く。機敏に動きたい」。7日の練習試合で初めての三塁守備をそつなくこなした。
 2人は学生生活最後の年に、日の丸を背負って戦える喜びをかみしめている。「元気はつらつでチームを盛り上げたい。個人の結果より、勝利のために戦う」。高校時代と同様に思いは一つだ。(剣持雄治)


2017年07月09日日曜日


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