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線状降水帯を想定し防災訓練 初動態勢確認

炊き出し用のガス器具を設置するLPガス協議会の会員ら

 宮城県岩沼市は9日、大雨災害を想定した総合防災訓練を実施した。九州豪雨が発生したばかりとあって70団体、約6000人が参加し、災害時の初動態勢などを慎重に確認した。
 訓練は、積乱雲が帯になった「線状降水帯」が岩沼上空に到達する見込みになり、大雨特別警報が発令されて重大な災害が発生する恐れが著しく高まった−との想定で行われた。
 市内全域で行われた訓練のうち、岩沼中には周辺住民約400人が避難。住民の代表が主体となって避難所運営に当たった。生徒たちもビスケットを配布して回った。
 災害時に備え、市と協定を結んでいる県仙南第三LPガス協議会の会員企業2社も参加。同校体育館前に炊き出し用のガスボンベやコンロを設置した。
 菊地啓夫市長は「九州豪雨の被害を念頭に、現実の厳しさを思い浮かべながら訓練した。避難生活の長期化も考慮してガスの訓練も行い、協定の有効性が確認できた」と述べた。


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2017年07月10日月曜日


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