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<仙台市長選>期待課題 有権者の声

 仙台市長選が9日告示され、夏の日差しの下、熱い選挙戦が始まった。新人4氏の論戦に市民は何を期待するのか。街角で聞いた。

◎駅周辺の活性化を
 仙台市地下鉄の駅周辺がさみしい。にぎわっているのは南北線仙台、勾当台公園など一部の駅だけ。多くの駅は東西線も含め、周りに店が少ない。自宅から近い南北線河原町駅も若者が楽しめるような店がないので、商店街の活性化に取り組んでもらいたい。(若林区 大学1年 川口紗希さん 18歳)

◎教育現場 連携必要
 大学では教育学部に所属しているので、市内の中学生の自殺が相次いだ問題などに関心がある。新聞やテレビニュースを見ると市と教育現場の間、教師と校長の間でしっかりと連携が取れていないように感じる。もっと市が現場の実態を把握する必要があるのではないか。(宮城野区 大学3年 渋谷将吾さん 20歳)

◎働く女性理解して
 中学生と高校生の子どもがいる。女性が子育てをしながら仕事を続けることの難しさを感じている。両立できなくて退職する人もいる。「家の中のことをやるのは女性」という社会の認識も残っている。働く女性の立場を理解できる経験豊富な人に市長になってほしい。(青葉区 会社員 佐々木美保さん 48歳)

◎障害者の声拾って
 障害者の声をきちんと拾ってくれる人に市長になってもらいたい。障害者の自立支援施設で職員として働いているが、精神障害のように一見して分からない障害者は周りになかなか理解されず、多くの人が苦しんでいる。弱い立場の人にも優しいまちになることを望んでいる。(青葉区 団体職員 菅原宏さん 46歳)

◎被災高齢者に支援
 次の市長には、奥山恵美子市長が残した課題にしっかり継続して取り組んでもらいたい。たとえば災害公営住宅の問題だ。住民の多くが高齢者で、孤立死が増えていると聞く。建物だけ造って終わりではなく、これからも被災した高齢者に対する支援へ力を入れてほしい。(泉区 主婦 後藤かつえさん 65歳)

◎歴史的遺産に予算
 仙台の歴史と言えば、仙台藩祖伊達政宗ばかり取り上げられる。太白区の遺跡にも目を向けてほしい。古代の郡山遺跡を紹介する施設が欲しい。旧石器時代の富沢遺跡を展示する「地底の森ミュージアム」も拡充してもらいたい。政宗以外の歴史的遺産にも予算を配分すべきだ。(太白区 無職 木村良文さん 68歳)


2017年07月10日月曜日


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