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<東北夏祭り>無線で世界へ発信

「米川の水かぶり」を採用した記念局の交信証明書QSLカード

 仙台市泉区のアマチュア無線グループが5〜8月末に期間限定の記念局を開設し、東北各地の祭りや伝統行事を国内外に発信している。メンバーは「各地の盛り上がりを側面支援したい」と意気込んでいる。
 記念局を開いたのは「仙台チューニングDXクラブ」(菅野朝男会長、会員31人)。2004年から記念局を開設し、仙台七夕まつりや定禅寺ストリートジャズフェスティバル、SENDAI光のページェントなど県内の祭りを中心に発信してきた。
 今回は伝統行事にも焦点を当て、記念局のコールサイン「8J7FESTA」も取得した。メンバーが機材を持って東北各地の祭り会場などを訪れ、花火打ち上げの様子や人出などを発信。既に世界の愛好家約2000局と交信した。
 記念局の交信証明書QSLカードのデザインは、登米市東和町米川地区に伝わる火伏せ行事「米川の水かぶり」(国重要無形民俗文化財)を採用した。
 「米川の水かぶり」は18年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指しており、記念局の開設によって登録を後押ししたい考えだ。
 メンバーの1人で、泉区で無線機店を営む工藤睦夫さん(71)は「日本の祭りや伝統行事は、海外のアマ無線愛好家たちも高い関心を持っている。東日本大震災からの復興の願いも込め、東北を国内外に広くアピールしたい」と話す。


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2017年07月10日月曜日


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