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<地裁切り付け>威力業務妨害などで再逮捕

 仙台地裁で被告の男が判決言い渡し中に刃物を振り回し、取り押さえようとした警察官2人が切り付けられた事件で、仙台中央署は10日、威力業務妨害などの疑いで、山形市鉄砲町1丁目、無職淀川聖司容疑者(30)=殺人未遂罪で起訴=を再逮捕した。淀川容疑者は「頭が混乱していて弁解を考えられない」と供述している。
 逮捕容疑は6月16日午前10時15分ごろ、宮城県迷惑防止条例違反(盗撮)の罪に問われた公判で、両手に持った切り出しナイフ2本を傍聴人の無職男性(67)らに示し、取り押さえようとした警察官2人の顔や背中を切り付け、裁判所の業務を妨げるなどした疑い。
 中央署によると、淀川容疑者は切り出しナイフのほか、銃刀法違反となる果物ナイフ3本も所持。傍聴席の柵を乗り越え、「司法制度に改革を起こす」などと叫んだ。
 捜査関係者によると、淀川容疑者は刃物を逆手で握っていた。警察官の傷は計6カ所に上り、背中の傷は肺近くまで達した。当時は保釈中で、スーツの内側などに刃物を隠し、法廷に持ち込んだとみられる。
 淀川容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、今月7日に起訴された。


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2017年07月11日火曜日


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