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児童が見つけた化石 巨大ザメの歯だった!

発見した巨大ザメの化石を手にする坂本さん
カルカロドン・メガロドンの復元模型(埼玉県立自然の博物館提供)

 青森県南部町教委は10日、14〜16世紀の南部氏の中心的城館だった国史跡聖寿寺館跡(しょうじゅじたてあと)で、体験発掘中の児童が巨大ザメの化石を発見したと発表した。化石は中世から近世にかけ宝物やお守りとして扱われていたとされ、戦国大名の城館からの出土は初めてという。
 見つかったのは150万〜260万年前に絶滅したカルカロドン・メガロドンの歯の化石で、長さ8.8センチ、幅5.5センチ、重さ約100グラム。サメの全長は推定で12メートル。同町向(むかい)小などが6日に授業の一環で体験発掘をした際、6年生の坂本彩衣(さえ)さん(11)が発見した。
 町教委が埼玉県立自然の博物館に写真を送って鑑定してもらい、大きさや形状から巨大ザメの化石と判明した。同博物館の学芸員によると、歯根が残っており、保存状態も良好だという。
 巨大ザメの化石が宝物として奉納されている神社もあるといい、町教委は南部氏も何らかの経路で入手し、お守りや宝物として持っていた可能性が高いとみている。
 坂本さんは「見つけたときに模様が付いていたので、いいものだと思った。(化石と分かり)すごくうれしくて、みんなに自慢したくなった」と話した。
 化石は、14日から同町小向の史跡聖寿寺館跡案内所で特別公開される。


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2017年07月11日火曜日


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